スーパートラップのマフラーは流体力学に裏付けされた優れたシステムです。そんなスーパートラップのマフラーについて少し調べてみましたので参考になれば幸いです。
スーパートラップのマフラーは流体力学に裏付けされた優れたシステムなのです。ドーナツ状の板(ディフューザーディスクと呼ばれています。)を重ね合わせることによって、そのいくつくもの隙間から排気を排出させることにができるため、排気が排気を互いに引っ張り合い、高速になればなるほど排気効率が高くなっていくように設計されています。スーパートラップのマフラーは、逆に排気効率を小さくしたい場合は低速にすればよいのです。そうしれば、排気の抜けすぎを防ぎ、トルクダウンを最小限に抑えます。また、スーパートラップのマフラーのディフューザーディスクの枚数を増減させることにより、パワーバンドを自由に移動させることが出来ます。そして、低速トルクを犠牲にすること無く高速側の出力アップが出来るため、スーパートラップのマフラーは、非常にセッティングが出し易いエキゾーストシステムということです。消音したい場合はディスク枚数を減らします。
スーパートラップのマフラーは結構価格が高いですよね。なぜかというと、マフラーは、パイプ部分と消音器(サイレンサー)部分の2点構造になっているそうです(車種によっては3点構造の場合もあります)。パイプ部分は日本国内で生産可能なのですが、スーパートラップのマフラーの心臓部といえる消音器(サイレンサー)部分は、アメリカからの輸入品のスーパートラップを使用しなければならないそうです。アメリカ製のスーパートラップの消音器(サイレンサー)の内部構造は、国産品と比べても、音量を使用者の好みでいろいろと変えることができますし、トルクを犠牲にしない構造(低回転域から高回転域までの)になっているために、国内品と構造が全く違う関係上、内部構成品点数が非常に多く使用しなければならないためです。その上、スーパートラップのアメリカ特許製品に頼るため、国内品と違い運搬コストが余分にかかってしまうからだそうです。
スーパートラップのマフラーは、競技目的のために生産されていますので、一般の公道を走る場合は、次の手順に従って、車両検査適用の措置をしなければ道交法違反となります。1.スーパートラップのマフラーのクローズエンドをオープンエンドに交換する必要があります。なお、オープンエンドは別売りとなっているようなので、別途購入が必要です。これは車両検査時に排気ガスの温度を計測する際に、必要なテスターがスーパートラップのマフラー出口から挿入できなければいけないからですので、必ず交換する必要があります。2.スーパートラップのマフラーはそのままですとものすごい爆音がしますので、別売りの爆音キラーを装着しなければなりません。爆音キラーを純正のスーパートラップのマフラーに装着しますと、エンジンの出力は低下することになりますが、排気の音量は小さくなりますが、一部の車両には適応しない場合もあるようですので、購入する際は、ショップ側と相談する必要があります。正しいスーパートラップのマフラーの使い方で周りに迷惑をかけないようにしましょう。